本文へスキップ

「業種や職種を軸に、労働者を広く結集し、業界を相手に労働条件の向上を求めていく運動」を研究。

  





 
 



     ◆更新(2018.11.19)







 ・と き 12月18日(火)18:30~21:00
 ・ところ エル・おおさか701号室


 ●基調講演
 業種別職種別ユニオン運動の課題と役割 木下武男(労働社会学者・元昭和女子大学教授)
 
 ●ユニオン等からの取組み報告
 ①関西生コンの運動と戦略  連帯ユニオン近畿地方本部
 ②ユニオンの統合と展望   連帯ユニオン関西ゼネラル支部
 ③総合サポートユニオンの運動戦略  総合サポートユニオン
 ④業種別職種別の労働運動の必要性  清水亮宏(弁護士)

 ・主催 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会
    TEL:06-6948-6105(暁法律事務所弁護士中井雅人)
    住所:大阪市中央区北浜東3-14
    TEL:06-6942-0001
 ・資料代:500円


  ◇連絡先06-6948-6105(暁法律事務所 弁護士・中井)
    https://www.ak-osaka.org/event/1565/






(PDF版へ)


  ◆更新(2018.09.10)


  ☆中井 雅人  @nakaimasahito ・ 8月13日
 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会
・プレ企画~介護業界の業種別運動に学ぶ~ 
・日時 2018年8月27日、18:30~20:30
・場所エル・おさか南館75 住所:大阪市中央区北浜東3-14 TEL:06-6942-0001
 ①介護保険制度の経緯と問題点 報告者 NPOみなと 大野ひろ子さん
 ②介護労働者の現状について 報告者 ケアワーカズユニオン 但馬けい子さん
 ☆業種や職種を軸に、労働者を広く結集し、業界を相手に労働条件の向上を求めていく運動を研究する会です。

  ◇連絡先06-6948-6105(暁法律事務所 弁護士・中井)
    https://www.ak-osaka.org/event/1565/





 

☆関西管理職ユニオン「機関誌FACE」(NO.49より)

 http://www.mu-kansai.or.jp/webkikanshi.html


  

 
 〈東京での研究会の発足とその活動〉

 
 昨年6月15日、東京で「業種別職種別ユニオン運動」研究会の発足記念シンポジュームがもたれました。
 呼びかけは研究者と弁護士で、「企業内の努力では、安定した雇用や賃金が期待できない労働者がますます増えています。非正規労働者や公務部門の臨時職員、小売・飲食などの『ブラック企業』の正社員、介護・保育・医療・教育などの専門職労働者、建設運輸の労働者などです。その分野では業種別職種別ユニオンが適切だと思われます。」とし、「業種別ユニオンがあるのは生コンや港湾など数少ない業界でしたが、最近では『ブラック企業』の正社員、小売・飲食のブラックバイト、エステテイシャン、塾の講師、介護・保育、公務の臨時職員、水道の検針者、クリーニング業界の労働者などのあいだで業種別職種別ユニオンが次々に創られています。貧困と過酷な労働が広がるなかで立ち上がった労働者たちです。」と現状分析し、関西生コン型運動と結びつけた労働組合運動の組織化の方向を提起したものとなっています。
 第1回例会は、クリーニング産業における業種別ユニオンの確立、エステユニオンにおける労使関係の展開。第2回は、出版産業における個人加盟ユニオンの現状と支援体制、個別指導塾業界の構造とユニオン運動。第3回は、全港湾のたたかいの歴史と産業別協約。第4回、イギリスー般労働組合の歴史から学ぶ、と定期的に研究活動を続けてきました。この8月25日からは「生コン関連業種別ユニオン」の3回連続講座がスタートしています。関西生コン支部の武建一委員長が関生労働運動の歴史とその核心とするところの講演がありました。

 〈関西での準備活動〉

 
  

 東京での「業種別職種別ユニオン運動」研究会の発足し、その代表の木下武男さんが、大阪労働学校の講師としてこられていたことから、関西でも昨年11月30日から集まりをはじめました。3回の集まりと「全港湾の産別協約について」の報告を全港湾大阪支部の樋口委員長から受けました。これまでの参加メンバーは、関西生コン支部、全港湾大阪支部、港合同や、大阪労働学校、学生の「働き方研究会」、若手弁護士、研究者、労働運動OBらです。管理職ユニオン・関西からは、私、仲村が参加しています。
 これまでの報告では、関西生コン支部から、昨年12月12日から18日のストライキ闘争後の大阪広域協同組合からの関生つぶし攻撃、それに雇われるヘイトグループ、組合の反撃についての説明がありました。
 また、これまでの議論では、協同組合的発想について、大企業や中小企業の労働組合、つまり企業別組合の延長としての労働金庫、全労済は住宅資金等の金利や貸し出し条件がちがう。民間銀行や保険会社と同じで、出発から協同組合の発想がない。介護職労働者の職種別ユニオンの必要があるが、組織化した経験はあるがことごとくつぶされた。非正規労働者の有期雇用労働者の5年ルール、女性・パート労働者の組織化から業種別職種別ユニオンの接点を見つけるのが難しい。産別協定や拡張適用、関西生コンの組織についての活用の視点がいる等々。

 く連絡会の発足を決める〉

 6月22日の準備の集まりで、以下の決定をしました。基本的確認は、東京の研究を柱とするのではなく、関西は運動を柱としていくこととしました。

 ◇名称
 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会とします。労働運動の再生に向けた連絡会の発足を広く伝え、参加を呼びかけていきます。
 ◇目的
 1、実際にやり始めている業種・職種別運動・交流の組織拡大を図ること。
  ・「安心できる介護を! 懇談会」(介護労働者の交流)。
  ・トラック関連労組と経営者との懇話会。
 2、新に業種・職種の組合づくりの計画・労組間交流を図ること。
  ・新たに業種・職種を設定し取り組みへ:IT・SE職、清掃労働者など。
  ・参加労組の得意業種・職種への相談者の紹介。
 3、実践に役立つ研究・学習を計画すること。
  ・独占禁止法をたてにする労働協約拒否の動き。
  ・職安法44,45条に基づく労働者供給事業の理解の拡大と活用拡大。
  ・労働組合活動に抗議行動(民事・刑事免責)に対する、仮処分・損賠、権力弾圧。
 取り組み
  8月27日に「介護労働者」に対する取り組みを計画する。
 事務局と運営委員会を設置
  事務局は20歳台の木澤さん、20歳~30歳台の弁護士2名と年寄りの私です。
 (書記長 仲村実)

 
 ◆管理職ユニオン・関西 2018年度活動方針より

 
1, はじめに
(1)運動の基調は、昨年度の活動方針を継承します。
 ・管理職ユニオン・関西は、結成から20年が過ぎました。昨年度から原則として管理職・中高年齢労働者を組織対象とし、低所得の正社員労働者からの相談、加入に当たっては、関西ユニオンを紹介しその組織拡大に協力しました。
 ・この方針は、関西ユニオンと連帯労組関西クラフト支部との団結・合流の努力に協力するというものです。その他の個人加盟ユニオンとも可能なところは、団結を呼びかけて行こうというものです。そして、若手の専従活動家育成、増員について計画的取り組みを始めています。
 ・すでにコミュニティユニオン運動の限界として、いわゆる解決型ユニオンの組織規模の限界、貧弱な財政と専従体制、後継者困難がはっきりしてきています。その克服策として、団結・合流によって器を大きくし、未組織労働者の組織化のため専従体制と後継活動家の育成が重要となっています。
(3)関生型運動の全国化、「業種別職種別ユニオン運動」研究会に協力します。
 ・貧困・格差と闘う「業種別職種別ユニオン運動」研究会が、6月15日に東京で結成されました。関西での準備活動の開始にも協力します。
 ・関西生コン支部が勝ち得た政策闘争の成果に学び、企業内労働組合に変わる産別、業種別職種別組織を目的意識的に追求する活動に参加していきます。

 
  
  


 【この連絡会への参加の経緯】


 大阪労働学校アソシエ事務局長の木澤です。去年から東京の「業種別職種別ユニオン運動」研究会を中心的な呼びかけ人である木下武男さんが講義に来ていたので、その流れで関西での準備会への参加を呼びかけてもらいました。
 大阪労働学校アソシエは、哲学、政治経済学などの「ものの見方考え方」を学ぶ講座や社会運動論、労基法などを学ぶ労働運動基礎講座と、木下さんの労働組合の歴史を学ぶ講座や全港湾山元さんの労働運動理論講座、様々な系統的、理論的な講座を用意しており、 労働運動・協同組合運動と連携して、新しい時代の変革を担う主体の育成し輩出する研鎖の場です。
 「業種別職種別ユニオン運動」連絡会では、具体的課題を分析し、そこから可能な実践を引き出していく試みや、関生や全港湾などの産別の運動を一般化し、他の業種へ広げていくような実践的・運動的な取り組みができればと思います。東京の研究会は関生型運動や産別の運動に賛同する研究者や弁護士の方々の呼びかけで始まったと聞いていますが、関西では、準備会の段階から労働運動の活動家のネットワーク的な面があり、それぞれの組合が、今何を課題とし、どう取り組んでいるのか共有し、連携をとっていくような特色がありました。そういうわけで名称も研究会ではなく連絡会となっていますし、この連絡会のネットワークを拡大していく中で実際の運動の中でも、様々な共闘の枠組みができていくようになればと期待しています。

 【関生型運動について】

 この夏、去年に続いて労働学校では全国の学生を集めて合宿を行いました。そこで今の若い学生が武委員長のお話を聞く機会があったのですが、関生型運動の産業政策闘争や労供事業、「一面闘争、一面共闘」により中小企業の連帯と自立を労働組合が支えつつ協同組合運動を推進してきたこと、「他人の痛みを自分の痛みに」「一発やられたら三発返せ」、一人の仲間のために全員で闘う関生魂の話を聞き、「関生すげえ」、「武委員長かっこいい」とみんな関生と武委員長のファンになって帰りました。今の若者は既存の組織に入りたがらない、運動に拒否感を持っていると言われますが、展望をもって闘っている運動には今の若者でも共感するということを実感しました。
 
 【自らの役割・期待】

 今の若者世代は、貧困であること一生涯宿命づけられた“貧困世代”と言われています。年功序列・終身雇用といった日本型雇用制度が破綻し、先が見えない中、ギリギリ生きていけるだけの生活を維持するのに精一杯な労働条件(非正規・長時間低賃金労働の増加)と働きたくても普通に働くことを許さず短期間に使い捨てるブラック企業の蔓延といった労働市場の劣化など、かれらを取り巻く労働環境は最悪のものです。今こそ、若者世代に労働組合が働きかけ、組織することが必要であり、若者世代も労働組合を求めていると言えます。同じ若者世代として、今、学生ユニオンの結成や非正規層の組織化などに取り組んでいこうと考えていますので、また関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会で報告・提起させていただけたらと思います。
     (大阪労働学校・木澤)
 
  
  


 【活発に意見交換】


 
関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会の主催で、8月27日午後6時半から、エルおおさかで、「介護業界の業種別運動に学ぶ」という集会が開催されました。正確に言うと、集会といよりは会合に近いものであったようです。参加者は20名程でしたが、ほとんどの方が労働運動などに取り組んでおられる方で、活発な意見交換が行われました。
 集会では主催者の趣旨説明と挨拶のあと、NPOみなとのさんから「介護保険制度の経緯と問題点」と題する報告があり、この間介護保険制度がどんどん改悪され、介護が必要な人が介護を受けられない状態が広がっていること、良心的な介護を行っている事業者がどんどん倒産に追い込まれていることなどが報告されました。また、介護利用者が増えれば増えるだけ保険料が跳ね上がって行く形になっている制度設計そのものに問題があり、税金を投入すべきことも指摘されました。
 続いて、ケアワーカーズユニオンのTさんから「介護労働者の現状について」と題する報告がありました。ケアワーカーの人材不足、その原因としての低賃金と過重労働、職場における労働基準法違反の横行などについて具体的な話があった後、この間の介護保険制度の改悪がこうした状況に拍車をかけていることが指摘されました。また、人材不足への対応として、政府が外国人労働者の導入を進めているとのことでした。そして、こうした状況を打開するためには、企業を超えて横断的に.社会的に団結しなければならないと強調されました。
 その後議論に移ったのですが、活発な意見交換が行われました。


  【ケアワーカーの組織化】

 
いろいろな意見が出ていたので、とてもまとめきれませんが、私の印象に残ったのは、ケアワーカーをいかに組織化するかという議論でした。自分の労働条件の不満だけを言う人は転職していく人が多い。そうではなくて、介護という仕事にやりがいを感じ、より良いケアを行いたいと考えている人が、労働組合を作って職場を改善しようとしていることが多い。 だから、ケアワーカーの組織化は、単なる労働条件の改善ということに留まらず、利用者やその家族、そして地域住民との連携なども視野に入れて取り組む必要があるということが議論されていました。また、韓国におけるケアワーカーの組織化の紹介なども行われました。約1時間の議論で、話は尽きないようでしたが、会場の関係もあるため終了となりました。


 



  







  
   
      
   



 


編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
企画・制作:インターネット事業団のホームページ
      現代労働組合研究会のホームページ
      インターネット事業団(本メールにご連絡ください)

UP 2018年09月10日
更新 2018年09月10日
更新 2018年10月10日
更新 2018年11月17日